人事を尽くして天命を待たない

何者でもない自分の思考置き場です

生きる意味って何だろう。

『生きる意味って何だろう。』

結論から言えばそんなものはないですよね

コロナ禍、オンライン授業、暇

はじめまして。メンヘラFランぼっち大学生です。

何でそんなことを考え始めたのかよくわかりませんが、今年に入ってからずっとそんなことを考えてます。

僕は友達もいなければ、親との仲も悪いハイパーぼっちなので延々と心の中のリトルと会話してるわけですよ。その中でいろいろと答えが出てきました。家族のためだとか、恋人のためだとか、死にたくないからだとか、他にも色々考えましたが、なんか全部しっくりこないんですよね。こんなことは言うべきではないでしょうけど、人間で自分の意思で生まれてきたわけじゃないですよね。その中で意味を見出せってのが無理な話だなって。

そんなわけで(どんなわけ…)大学の授業をサボりながらいろんな本を読み漁ってました。そこで、僕を変えてくれた一冊を紹介します。

 

 

非属の才能

 

非属の才能 (光文社新書)

非属の才能 (光文社新書)

 

 僕はこの本に救われました。

ネットで全文無料公開してるので是非読んでみてください。

honsuki.jp

まぁここで話すと長くなるんで省きますが、僕は社会のレールから脱線して、そのまま地下を掘り進んでる人間なんですよ。中学不登校、高校留年・中退、で今は地方のFラン大生と。

そんな感じで、小さいころからずっと、なんで僕は周りと違うんだろうってことに悩んでたんですね。そんな時に出会ったのがこの本。読み進めていくほど、心が軽くなっていく気がしました。

・「空気が読めない奴」と言われたことのあるあなた。

・まわりから浮いているあなた。

・「こんな世の中おかしい」とおもってるあなた。

・本当は行列なんかに並びたくないと思ってるあなた。

・のけ者になっているあなた。

 

おめでとうございます

あなたには”非属の才能”があります

こんな書き出しで始めります。ここだけ見ると胡散臭い自己啓発本にも見えますよね。

この本を説明する前に、作者の山田玲司先生の説明を少し。山田先生は漫画家で、この本を書かれた当時は週刊ヤングサンデーにて絶望に効くクスリという漫画を連載していました。この漫画の内容は山田先生が様々な現場でそれぞれの人生を歩んできた人々を訪ね、その生き方に触れ、“絶望”が先立つ世の中に効く“クスリ”を探して回るストーリーになっています。そこでインタビューしたオノ・ヨーコさんの話から”非属”という概念を思いついたそうです。

非属の才能とは何か、山田先生はこう語っています。

才能というものは、どこにも属せないみんなと違う感覚にある

この言葉に僕は救われました。社会のレールにうまく乗れなかった僕からしたら、夢のような言葉でした。孤立や孤独を怖がらず、本当の自分を見つける時間に使えとおっしゃる山田先生の言葉は強く心に響きました。SNSで簡単にだれとでも繋がれる時代だからこそ、この本を読んでほしい。

ここまでだと、どこにも属さず孤独になれと言ってるように聞こえるかもしれませんが、山田先生はこう結論付けています。

非属でいることは自分の世界から出ないということではない。同調圧力で見失いかけてた自分を見つけたら、いつまでも引きこもったり旅暮らしを続けたりする必要はまったくないのだ

つまり、本当の自分を見つけることができたら、周りに同調するのではなく、『重なるところで共感し、重ならないところで貢献する。』と山田先生は言っています。

この思想は、アドラー心理学につながるところがあるなと僕は思います。SNS時代だからこそ、周りに流されるのではなく、本当の自分を見つけて、他人に貢献していけるような人間になりたいと僕は思う。

ここまで読んでくれた方ありがとうございます。結婚しましょう。